会話が続かない原因は自分語り?嫌われる話し方と改善法を解説
会話していても、相手の反応がなんとなく薄い。LINEも最初は返ってくるのに、だんだん続かなくなる。そういうとき、原因が自分語りにあることは少なくない。悪気はなくても、会話を盛り上げたい、沈黙を埋めたい、自分のことを知ってほしい。そんな気持ちから自分の話が増えると、相手からは一方通行に見えやすい。この記事では、自分語りがなぜ嫌がられるのか、無意識に出やすい形、会話を自然なキャッチボールに直す方法まで整理する。
アニキ
自分の話をするなじゃない。相手が入れない形になってる時に、自分語りは一気にしんどく見える。
自分語りが会話を止める理由
自分語りがまずいのは、自分の話をすること自体ではない。問題は、相手が話せる余白をなくしてしまうことだ。こちらは普通に会話しているつもりでも、相手からすると、聞いてもらえていない、興味を持たれていないと感じることがある。まずは、自分語りがなぜしんどく見えやすいのかを相手目線で整理する。
相手が興味を持たれていないと感じる
自分語りが続くと、相手はこの人は自分のことを話したいだけなんだなと感じやすい。こちらは場をつなごうとして話していても、相手の話に乗るより、自分の体験や考えにすぐ切り替わると、その印象はかなり強くなる。人は、自分の話を受け止めてもらえると心地よさを感じる。逆に、少し話しただけですぐ相手の話に上書きされると、聞いてもらえなかった感じが残る。自分語りで嫌がられるのは、話の中身より、相手の存在が薄くなることだ。
会話ではなく聞かされている感じになる
会話は本来、行ったり来たりするものだ。ところが自分語りが増えると、その往復が減って、相手は聞くだけの立場になりやすい。そうなると、会話ではなく、話を聞かされている感覚が強くなる。とくに、説明が長い、途中で相手に返さない、反応を見ずに続ける。この3つが重なると、一気に一方通行に見えやすい。本人は盛り上げているつもりでも、相手からすると、入る隙がない、返しどころがない、ただ相づちを打つしかない時間になりやすい。
ポイント
自分語りが嫌がられるのは、話すことより、相手が会話に参加できなくなることが原因だ。
自分語りになりやすい人の共通パターン
自分語りが多い人は、自己中心的というより、会話のつなぎ方がズレていることが多い。沈黙を埋めようとしたり、盛り上げようとしたり、良く見られたい気持ちが先に出たりする。つまり問題は性格より、会話のクセだ。ここを整理しておくと、自分がどこで崩れやすいかがかなり見えやすくなる。
沈黙を埋めようとして自分の話を足す
少し間が空くと、何か話さなきゃと思ってしまう人は多い。そのとき、一番すぐ出せるのが自分の話だ。今日あったこと、前に似た経験をした話、ちょっとした感想。こうやって足していくうちに、気づけば自分のターンが長くなっている。でも相手が黙ったからといって、困っているとは限らない。少し考えているだけかもしれないし、続きを言おうとしていることもある。そこで待てずに自分の話を重ねると、相手の流れを切りやすい。
良く見られたくて話しすぎる
面白いと思われたい、頼れると思われたい、経験豊富に見られたい。こういう気持ちが強いと、自分の話を足したくなる。仕事の話、過去の経験、うまくやれた話を入れることで、自分を伝えようとするわけだ。ただ、相手はすごい話を聞きたいというより、一緒にいて気を使わないかを見ていることが多い。そこを外して、自分を見せる方向ばかり強くなると、親しみやすさより押しの強さが残りやすい。良く見られたい気持ち自体は自然だが、量で取りにいくと逆効果になりやすい。
読者
黙るのが気まずくて、つい自分の話を足しちゃうのはあります。
アニキ
そこはかなり多い。沈黙を自分の話で埋めるほど、相手は入れなくなって余計に会話が重くなる。
無意識にやりがちな自分語りのパターン
自分語りというと、長い自慢話を想像しやすい。でも実際はもっと細かい形で出る。相手の話を途中で自分に寄せる、共感のつもりで話を取る、助言で会話を閉じる。こういう無意識の形のほうが気づきにくく、しかも繰り返しやすい。ここを自覚できるだけでも、会話の質はかなり変わる。
相手の話を乗っ取る
相手が旅行に行ってきた話をしているのに、俺も去年そこ行ったと自分の体験に切り替える。相手が仕事の愚痴をこぼした瞬間に、俺の職場なんてもっと大変でさと続ける。こういう返しはかなりやりがちだ。本人は共感しているつもりでも、相手からすると、最後まで聞いてもらえなかった感じが残る。共感と乗っ取りの違いは、相手の話を広げるか、自分の話に変えるかだ。これが続くと、この人に話しても結局自分の話になると思われやすい。
アドバイスで話を終わらせる
相手が悩みを話したときに、すぐそれはこうすればいいと返す。これは優しさに見えやすいけど、会話としては自分の考えを中心に置きやすい返し方でもある。相手が欲しいのが解決策とは限らない。まずは、わかる、しんどいな、大変だったなと受けてもらいたいことも多い。そこを飛ばして正解を出すと、ちゃんと聞いてもらえていない感じが出やすい。自分語りは体験談だけじゃない。自分の意見で会話を閉じるのも、一方通行になりやすい。
⚠ よくある間違い
自分語りは長話だけだと思うとズレる。相手の話を取る、助言で閉じる、こういう短い返しでも十分に自分中心に見えやすい。
どこからが嫌われる自分語りなのか
自分の話をすることを全部やめる必要はない。むしろ、自分のことを全く話さない会話も不自然になる。大事なのは、長さ、回数、返し方だ。自分の話が悪いのではなく、相手が入れない形になっている時にしんどさが出やすい。ここを雑にすると、普通の自己開示まで怖くなる。
自分の話が長くなると一方通行になりやすい
短い体験談なら会話の材料になる。でも説明が長くなると、相手はどこで入ればいいか分からなくなる。話が一区切りしないまま続くと、相づちだけで終わりやすく、その時点で会話の往復は止まりやすい。長さの基準は内容より、相手が返しやすい切れ目があるかどうかだ。だらだら説明せず、短く置いて止める。その一拍があるだけで、相手は入りやすくなる。自分の話をしてもいいが、相手の反応が入れる長さで止める感覚は必要だ。
相手に返していないと自分語りに見えやすい
自分の話をしたあとに、そのまま終わると一方通行になりやすい。逆に、最後に相手へ返すだけで印象はかなり変わる。俺も前に似たことがあったけど、そっちはどうだった、みたいな形だ。問題は、自分の話をしたことではなく、それで会話を閉じてしまうことにある。相手が話せる形に戻しているなら、自己開示として自然に受け取られやすい。自分語りに見えるかどうかは、話したあとに相手を会話へ戻しているかでかなり決まる。
ポイント
自分の話をするなではなく、自分の話で終わるなが重要だ。最後に相手へ返すだけで印象はかなり変わる。
会話をキャッチボールに変える改善法
自分語りを直すときに必要なのは、黙ることではない。相手の話を受けて、自分の話は短くして、最後に返す。この流れを作ることだ。聞き役に徹するより、往復を整えるほうが自然で続けやすい。ここができると、自分の話をしても一方通行には見えにくくなる。
相手の言葉を受けてから返す
相手が最近仕事が忙しくてさと言ったら、忙しいんだ、それきついな、みたいに一回受ける。この一拍があるだけで、相手はちゃんと聞いてもらえていると感じやすい。そのあとで、自分も前に似た時期あったわと自分の話を少し入れるなら自然につながる。最初から自分の話へ飛ぶのではなく、相手の言葉を受けてから返す。これだけで、同じ内容でもかなり印象が変わる。会話の土台は情報量より、受け止められている感覚だ。
自分の話は短くして最後に相手へ戻す
自分の話をするなら、長く話さない。そして最後に相手へ返す。この二つをセットで意識するだけで、会話の流れはかなり整う。俺も前に似たことあったけど、あれ結構しんどかった。そっちは今どんな感じ。これなら自分の体験を入れても、会話は相手に戻る。逆に、自分の話だけで終えると、一方通行に見えやすい。大事なのは、自分を消すことじゃない。相手がまた話せる位置に戻すことだ。そこまでやって初めて、会話はキャッチボールになる。
アニキ
会話上手は、話題が多い人じゃない。自分の話を止める場所と、相手に返す場所を知ってる人だ。
まとめ
自分語りが嫌がられるのは、自分の話をすることそのものより、相手が話せる余白を消してしまうからだ。会話を盛り上げたいつもりで話しすぎる人ほど、相手の反応を見ながら量を整えた方がいい。まずは、相手の話を最後まで取らないことと、自分の話をしたら必ず相手に戻すこと。この2つだけでも会話の空気はかなり変わる。
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この記事のまとめ
- 自分語りがしんどく見えるのは、相手が話せる余白を消してしまうから
- 沈黙を埋めたい気持ちや良く見られたい気持ちが、自分語りの増え方につながりやすい
- 相手の話を乗っ取る、助言で閉じる返しも無意識の自分語りになりやすい
- 改善の基本は、相手の言葉を受けてから返すことと、自分の話を短くして相手へ戻すこと
- 自分の話をゼロにする必要はないが、自分の話で終わる形は減らした方がいい
今日やること:次の会話で、自分の体験談を話したら必ず最後に相手へ返すことを一つのルールにしてみろ。
