付き合う前、いい感じの雰囲気。
でも「なんでもいいよ」「任せるよ」を繰り返すうちに、なぜか相手のテンションが下がっていく。
「優しさのつもりだったのに…」
「気を遣っただけなのに…」
そう思ってるなら、ちょっと危険かも。
実は、「なんでもいいよ」は恋愛初期で一番距離を生むセリフのひとつ。
一見やさしさに見えるこの言葉、相手には責任丸投げ、やる気なしに伝わることも──。
この記事では、
- 「なんでもいいよ」が逆効果になる理由
- 女性がガッカリするNG LINEパターン
- 決められない人でもできる好印象の主導権の握り方
をわかりやすく解説します。
なぜ「なんでもいいよ」が恋愛初期に逆効果なのか?

「優しさ」のつもりで使っている「なんでもいいよ」。
けれど恋愛初期では、この一言が逆に距離を感じさせる原因になることが多いんです。
まずは、その理由を具体的に見ていきましょう。
一見やさしい「なんでもいいよ」だけど、受け取る側の女性にとっては、全部私に決めさせるの?というプレッシャーになることも…
・デート場所
・食事のジャンル
・集合時間や場所
こうしたことを毎回「任せるよ」と言われると、この人といると疲れると感じ始めてしまいます。
恋愛初期の段階では、相手に気を遣いすぎているからこそ、「自分ばかり考えさせられる」関係がしんどく感じられるのです。
「あなたと一緒ならなんでもいい」のは言い訳に聞こえる
「一緒ならなんでもいい」ってロマンチックに聞こえるかもしれません。
でも恋愛初期では、何を考えてるかわからないというモヤモヤの方が勝ってしまう…
たとえば、
「○○でもいいし、○○でも大丈夫だよ~」
「どこでもいいから、決めてくれて大丈夫!」
こうしたセリフは、相手への配慮より無関心やめんどくさい感として伝わりやすい。
誠意のつもりが、受け取り方次第で投げやりに映ってしまうことは意外と多いのです。
主導権=リードを放棄すると男らしさが伝わらない
恋愛初期のLINEでは、「リードできるかどうか」が相手の安心材料になります。
グイグイ強引である必要はないけれど、決断の軸を見せる人は信頼されやすいです。
「優しさ=相手にすべてを委ねること」と思っていると、かえって責任感がないとか自信がない人という印象を与えてしまう。
相手が求めているのは、一緒に迷ってくれる人であって、何も決めずに丸投げしてくる人ではないのです。
ありがちな「なんでもいいよLINE」NGパターン

ここからは、実際にありがちな主導権丸投げLINEの例を紹介します。
無意識のうちにやってしまいがちな言動ばかりなので、自分に当てはまっていないかチェックしながら読み進めてください。
「なんでもいいよ」「そっちに合わせるよ」「任せる〜」の連発
一見、相手を尊重しているように見えるこのセリフたち。
でも、何度も繰り返されると気遣いではなく、「こっちが全部考えなきゃいけないの?」というストレスに変わります。
・「なんでもいいよ〜!そっちが行きたいとこで!」
・「合わせるよ!好きなとこでいいよ!」
・「決めてくれたらついてく!」
本人の中ではやさしさのつもりでも会話の主導権を放棄されると、女性は「一緒に楽しもうとしてない」と感じやすいです。
恋愛初期では、相手に丸投げせず「ちゃんと一緒に考える姿勢」が大切。
決める素振りを見せず、終始受け身
たとえば、こんな流れ↓
何食べたい?
なんでもいいよ
和食と洋食どっちがいい?
どっちでもいい〜
…(もういいや)
こうなると、女性側だけが考えている状態になり、疲れさせてしまいます。
恋愛初期のやりとりで「いつも受け身」な人は、「一緒にいても楽しくなさそう」と思われてフェードアウトされやすい…
「俺決めるの苦手なんだよね」と責任回避発言
決めることが苦手なのは悪いことじゃありません。
でも、それを苦手と開き直ってしまうと、頼りなさや他人任せ感が強く残ることに。
たとえば、
- 「俺、いつも優柔不断でさ〜」
- 「なんか決めるの苦手なんだよね(笑)」
こういう発言は、最初のうちは笑ってもらえても、続くと「この人と付き合ったら、全部私が決めるのかな…」と将来を想像させてしまいます。
苦手でも、「一緒に考えよう」という姿勢があるだけで、印象は大きく変わりますよ。
「主導権=押しつけ」ではない!相手を尊重するリードの仕方

「リードする」と聞くと、グイグイ引っ張るような印象を持たれがちですが、恋愛初期で求められるのは安心してついていける空気感。
ここでは、相手を尊重しながらも、自分の意思を見せる自然なリード方法を紹介します。
2択or3択で選ばせると相手も楽
「なんでもいいよ」ではなく、選択肢を提示するだけで、相手の心理的負担はぐっと軽くなる。
例
・「今日は和食とイタリアンどっちが気分?」
・「カフェと映画、どっち行きたい?」
この方法は、相手に選ぶ余地を与えつつ自分の考えてくれてる感も伝えられるという思いやりとリードのバランスが取れたやり方です。
「俺は〇〇したいけど、そっちは?」という投げかけ型
自分の意見をしっかり伝えるのも大事。
でもそれを押しつけずに聞き返すことで、対話のキャッチボールが生まれます。
例
・「俺はラーメン食べたいな〜、でも和食もありだと思ってる。そっちは?」
・「ドライブしたい気分なんだけど、歩くのもいいなと思ってる。どっちがいい?」
この投げかけ型は、自分の意志がある=頼れると感じさせつつ、相手の意見も大事にする柔らかさが魅力です。
「〇〇にしよっか。でももし他に行きたいとこあれば教えて!」
最後に紹介するのは、提案+余白のセット。
たとえば、
「じゃあ、駅前のカフェにしよっか!でも、他に行きたいとこあったら全然言って~!」
このように決定と自由を同時に伝えることで、相手は安心して「ついていく or 提案する」選択ができる。
優しさをキープしながら、関係をスムーズに前進させられる一言です。
NG→改善例|「なんでもいいよLINE」の変換テク

「なんでもいいよ」は一見やさしいけど、恋愛初期では雑にも見えてしまう…
ここでは、ありがちなNG例を自然な思いやりLINEに変換するテクニックを紹介します。
NG:「なんでもいいよ、任せる」
改善:「パスタかカフェ系で迷ってるんだけど、どっちがいいかな?」
相手に丸投げするのではなく、選択肢を用意しながら相談ベースで聞くことで、「一緒に考えてる感」が生まれます。
優柔不断に見えるのを回避しつつ、スマートな印象に。
NG:「俺、全然こだわりないからそっちに合わせるよ」
改善:「俺は〇〇が気になってるけど、一緒に決めたいなって思ってる」
こだわりがないと言われると、「自分に丸投げしたいだけかな?」と受け取られることも。
自分の気持ちを伝えたうえで、相手を立てる一言が入ると印象がガラッと変わります。
NG:「場所とか時間とか全部そっちに任せる」
改善:「18時ごろなら動けるけど、〇〇駅と〇〇駅どっちが行きやすい?」
全部任せるは一見ラクなようで、実はプレッシャーを与えてしまう。
自分の都合を提示しながら、選択肢の余白を残す提案がベストです。
相手にも選ぶ自由を与えつつ、段取りできる人として信頼を得やすくなります。
まとめ|決める優しさが恋愛初期の信頼をつくる
「なんでもいいよ」は一見やさしく、相手への配慮のつもりかもしれません。
でも恋愛初期においては、「自分に興味がないのかな?」「丸投げされてる…」という誤解を生みやすい言葉でもあります。
女性が求めているのは、グイグイ引っ張る強引さではなく、一緒に楽しもうとしてくれている安心感とリードしてくれる信頼感。
ほんの一言でも、「どっちがいい?」と選択肢を出す、「俺はこうしたい」と意見を伝えたうえで、相手に配慮するといった工夫だけで、「この人となら、気楽に過ごせそう」と思ってもらえるようになります。
恋愛は、優しさの伝え方ひとつで印象がガラッと変わるもの。
決めることを恐れず、「一緒に考えたい」という姿勢を見せることが、信頼を生み、距離を縮めていく第一歩です。